第454話「V-RODユーザー車検」

写真:V-RODのLEDヘッドライト車検対策 V-ROD

もう雨の日走るの嫌だ。

これは一体どうしたことか?日頃の行いが悪いのか?

私は近代からいる高貴で気高い誇り高きV-ROD乗りなんだが先週の金曜日にV-RODのユーザー車検に行ってきた。購入してから私はずっとユーザー車検。だって安いから。かかる費用は自賠責を除くと各種用紙と印紙代で今回は6300円でした。ディーラーで行うと5万円以上はかかるのが相場なようなのでこの差は大きい。

よくネット上で落ちるー!落ちるー!いわれているヘッドライトの光軸検査も昔一度だけ試験場の近くにあるテスター屋で調整してもらった後は一度も調整しておらず合格しております。つまり調整してもらう前は落ちたということだ。

私は今回で6回目のユーザー車検になりますがこれまで落ちたのは2回。1回は上記の光軸。もう1回はリアストップランプスイッチが壊れたことによるリアブレーキのストップランプの点灯不良。
後者に関しては完全に予想外で、原因は雨の中走って車検場まで行ったら壊れてた。ちなみに壊れたのは2回目である。クソ雑魚過ぎでしょこのパーツ。

写真:リアストップランプスイッチ

交換にはリアブレーキフルードを抜かなければならないので現地では修理できず泣く泣く帰宅する羽目になった。

話は脱線しまくりましたが6回目ということもあり余裕の1発合格だろ。事前点検でもタイヤの溝もブレーキパッドの厚さも余裕の規定値だ。なんたって全然乗ってないからな。

と こ ろ が

試験当日は台風が突っ込んでくるというクソみたいな天気になるあるさま!この日のために1ヶ月前から有給申請をして2週間前から車検場の予約をしていた。
にも関わらず4月に台風が出てくること自体珍しいのに試験当日に当たるってどんだけ運が悪いんだよえーっ!許せなかった・・・当日に台風が来るだなんて・・・ッ!!
最終的に関東直撃は免れて太平洋側沿岸を掠める形となり風こそそんな強くないものの、雨は容赦なく降ることとなった。

ちなみに今回はわざと車検を切らして時期をずらすことにした。理由は寒いから。車検通りに行くと2月に受けることになったが寒いのでバイク乗りたくない。
実は前回の車検もわざと切らして時期をずらしていた。理由は梅雨時期を避けるため。購入したのが8月だったので車検がちょうど梅雨時期にあたり雨の中V-RODを走らせるなんてこの美しいブラック&クロームに雨汚れとか冗談きついし絶対嫌だ。美を信条とする私には辛い耐えられない。
何より実際雨の中車検に行ったら途中でリアストップランプスイッチが壊れたしな。

そんなんだからまずは市役所に行って仮ナンバーを発行してもらう。費用は750円。これがまた大型トラック用なんじゃないかと思うほどでかくてV-RODのナンバーステーには付けられないのでロープで留める。

写真:仮ナンバー取付け

その後、雨の中を車検場へとノコノコやって来たわけだが実際に受ける前にやらなければいけないことが2つある。
シフトパターンの記載と社外LEDヘッドライトのガムテープである。シフトパターンは例として「1・N・2・3・4・5」と記載された刻印だったりシールだったりするのだがV-RODにはシールという形で提供されておりこれがないと落ちる。

写真:シフトパターン

ネットだとガムテープにマジックでOKとか書かれてる場合もあるが試験官の気分で落ちるのでここは大人しく純正のシールを貼った方が良いのは確定的に明らか。

もうひとつは社外のLEDヘッドライトのガムテープ。トップの画像がそれ。何これ?と思うかもしれないがこの社外のLEDヘッドライトはヤフオクやAmazonでいつの間にか売られているV-ROD用のLEDヘッドライトである。そして車検の時はハイビームで光軸検査を受けることになるがそのままだとロービームの光もセンサーが拾ってしまうらしく不合格になってしまう。
なのでこのガムテープはロービームの光を制限するために貼る。これがないと落ちるぞ、というか落ちた。

こうして車検自体は特に何事もなく受かった。しかし、半ヘルサングラスという装備のせいか顔面に当たる水滴が痛い。本来フルフェイスで乗るべきなんだろうがV-RODもといクルーザーに乗る際は見た目最優先のためこうなった。
何故かこの日は台風だけでなく気温も10度台とやたら寒く体はワークマンのイージスだったのでこの時点でV-ROD乗りたくない。

で、あーだーこーだ文句言いながら家に帰ったら驚愕。今回装備していた勝負サングラスのオークリーストリートジャケットのレンズの縁からコーティングがボロボロと剥がれていた。

写真:オークリーストレートジャケットのレンズのコーティングが剥げる

だから雨の日V-RODで走るのは嫌だったんだ。

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