第470話「V-RODのガソリンタンクからガソリンがじわじわ漏れる-その2-」

画像:V-RODのシート下のガソリンタンク上部 V-ROD

前回はこちら

原因が判明したという表情になる。

前回に続いて2回連続でバイクの話題でバイクブログらしくなってきたのだ。問題は内容が最悪なのだ。V-RODパークの危機なのだ。

前回はガソリンが漏れている部分はガソリンタンクの円形の銀色の部分(サービスマニュアルだとトッププレート)からだと記載しましたがそうではなかった。
結論からいうとエンジン側に流れるフューエルホースを取り付ける樹脂管の付け根部分の亀裂からだった。

画像:V-RODのガソリンタンクの上部のガソリンが漏れた樹脂管

本日はトッププレート外して液体ガスケット塗るか~と息巻いていたのですがセキュリティをOFFにするために一度バイクのスイッチをONにする。
再びOFFにしてから作業をやろうとシート開けたらこの管から「チョロロロロ」という効果音がピッタリなくらいガソリンが線状に漏れているではありませんか。
なるほど、スイッチをONにするとポンプが起動してガソリンがエンジン側に流れ始めるから亀裂から勢いよく漏れるというわけか。どうりでOFFにしている時にはどこから漏れてるか分からないはずだ。

具体的な漏れる箇所が判明したところでやべーよやべーよちょとsYレならんしょこれは・・?これは液状ガスケットだけでどうにかできるような箇所ではない。はっきり言ってユニットごと交換しないとダメな部分でしょこれ。なんでこんな大事な部分を樹脂にするんだよ金属にしろよ。

けど普通に考えてこんな所に亀裂が入るかな~?と思ってたらフューエルホースを外してみてなんとなく分かった。犯人はこのフューエルホースだわ。画像にするとこんな感じ↓

画像:V-RODの

このフューエルホースの長さがかなりギリギリで余裕がなく上側に引っ張る力が凄い。このV-RODは2008年式なので約15年の経年劣化も合わさってとうとう樹脂管が「俺はもう耐えられないだろうな」となって下側が割けたということだろう。
これホースの長さにもっと余裕があれば問題なかったと考えられる。仮にユニットごと交換するにしてもホースも違うものに交換しないとダメだこれ、また割れるぞ。
ノギスで計ったところ内径9mmで耐熱性のあるやつか。ちょっとググった限り全然ないぞ、なんだこのバイク、バイクだけじゃなくて使ってるパーツもマイナーばかりで馬鹿なのか。

フューエルポンプアッシーのパーツナンバーは75310-07、検索すると約14万円、これはやめておこう。上のプレート部分だけ交換できないか調べてみるとパーツナンバーは75272-07、約3万円、だいぶマシになったがただでさえ家買って金欠な状況でこのバイクにこの金額は無理かな。ディーラーでやってもらうにしても工賃だけで多分2~3万円は行くぞこれ。

というわけで耐ガソリン性のあるシールテープと液状ガスケットでなんとか凌ごうと仮作中。あと耐熱性のあるガソリンホースも用意しないとダメだわ。今月末に引越し予定だからそれまでになんとかせな。

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