先に原因からいうとキーシリンダー側のシートロックケーブルのワイヤーのタイコがシリンダーから外れていた。
以下、事の発端と顛末。
出勤しようとしてアドレスのシートロックを開けようとキーシリンダーを回したところ「しーん」。いつもなら「カチッ」と音がしてシートロックが解錠されるのだがこの日はうんともすんとも。
ちょとsYレならんしょこれは・・?
当然シートが開けられないので中に収納しているヘルメットとグローブが取り出せない。地味にピンチ。直してる時間なんてないのでその日はV-ROD用に使用している半ヘル&サングラスと作業用のゴム手袋をして出撃した。スクーター乗るのにこの格好は完全にイキったおっさんでダサ過ぎるが背に腹は変えられない。
現状はキーシリンダーを回してもなんの手応えもないのでワイヤーが切れてるような気がする。ワイヤー交換が必要かどうかはまだ分からないがこの時点で「シートを開けずに外装を外せるのか?」という疑問がむくむくと膨らんでいた。シートロックに辿り着くには外装の取り外しが必須だからな。昼休みに調べるも外装の取り外し方法はあるがシートを開けずに取り外す情報はなく、ますますできるか怪しくなってきた。
でもって翌日。朝イチで取り外し作業に入る。1時間ほど頑張ったところ無理やり取り外すことは可能だった。
さすがにV-ROD乗りは格が違った。圧倒的に流石って感じ。
この時点で指による手動解錠でフルフェイスヘルメットのロールバーン君とグローブは救出できた。なお、取り外すことはできたが本来A→B→Cの手順で外さなければならないところをA→Cと強引に外しているのでところどころプラスチックの爪とかがズタズタに破壊されてまったくの無傷ではない。というかネジが1本クソ馬鹿になった。外さなくてもよいネジだったのが幸い。
で、問題のシートロックケーブルのワイヤーだが切れていなかった。てっきりワイヤー引っ張ったらするすると抜けちゃうと思いきや正常だ。こうなると原因はキーシリンダー側ということになる。
フロントカウルを外してキーシリンダーのワイヤー接続部分を調べてみると、ワイヤーの先端にあるタイコがはまる部分からタイコが外れていた。
これじゃあキー回しても手応えがないわけだ。いやこれ大問題だろ、なんで外れるんだよタイコの固定方法に問題があるんじゃないのかこれ。タイコを再びはめ直して修理完了。シリンダーを回してシートロックが解除されることを確認。
原因が最初から分かっていたら今回はフロントカウルだけ外せば良いのでリアは外す必要なかったな。
アドレス110を購入したのは2017年でそれから故障は一度もなく快適な原付二種生活が認可されていたが初の故障がシートロックが解錠できないって多分日本で私だけじゃないのか。
しかも自然にタイコが外れていたと考えるとまた外れるんじゃないかこれ。
余談だが今回外装を外しててあることに気付いた。
なんスかこのホース?
前後がどこにも繋がっていない謎のホースを発見した。ブローバイガス排出用のやつかとも思ったがホースが外れたような部分は見当たらない。予備のホースでも格納してるのか??今のところ走行してて特に問題はないが本当に何なんスかねこれ・・・。
コメント
まだ自宅で良かったですね~
メットインスクーターの怖いトコですかね。
私の友人は、バイクの鍵をメットインにインロックして大事になりました!
バイクとは関係ないですが・・・・
私も、リアルウッドの施主になります。
まぁ15年程前の建築ですが!
お返事が遅くなりすいません。
うっかり鍵を中に入れてしまったというトラブルは車バイク問わずしばしば聞きますがこれは人為的な要因が多いのでまだ「俺アホだな〜」と割り切れるんですが今回みたいな故障が原因だとまた起こるのでは?という懸念があって怖い怖いちょっち。
>リアルウッドの施主になります。
おお、15年も先輩の方でしたか。一体この先メンテナンスはどうすれば良いんですかねこれ。私の担当は最後に会った時、○月には最初のメンテがありますと言ってましたが会社が骨になったおかげで全ておじゃんですよ。完成しただけマシと思うところですが。 家は建ててからが始まりとか宣伝してたのにやっぱ納得いかんw