第509話「DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CPのレビュー」

第509話「DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CPのレビュー」 バイク

2025年9月12日にエアインテークの内容を追加。

前置き

私は現在アドレス110に乗る時にフルフェイスヘルメットを使用している。スクーターには大抵ジェット型の人が多いと思うが私は作戦「いのちだいじに」なのでフルフェイスにしている。

ものはヤマハ(ワイズギア)のYF-7 RollBahn(ロールバーン)。当時14,000円くらいでインナーバイザー付きという非常にコストパフォーマンスに優れた1品だった。余計な装飾もなく単色で車種を選ばない。デザインもいいゾ〜これ。

ヤマハ(ワイズギア)のYF-7 RollBahn(ロールバーン)

しかし、購入したのは2015年でいよいよガタがきまくってシールドの開閉もスムーズにできなくなってきた。ヘルメットの耐用年数は3年くらいというので使い過ぎだこれ。というが3年は短過ぎだろ、10年くらい頑張ってくれ。

ヘルメットの選定

これまでにもヘルメットの買い替えは検討しており同じロールバーンにしたかったのだがいつの間にかアワレにも生産終了していた。一応同じワイズギアでZENITH(ゼニス)という同機能を備えたモデルがあるが現行は単色ではなく余計なピンストライプが入っていてノーサンキュー。

フルフェイスではないシステムタイプなら単色があったが可動部分が増えることによる耐久性の低下、ヘルメットの大型化は避けられないのでパス。
他のヘルメットを探しても価格とデザイン、機能の面で納得できるものがなく保留しまくっていた。

マジ高いヘルメットまじたかい。アライとかショーエイとかクソ高いよ。もう3万円超えたら自分としては高い。ヘルメットにそこまで金かけたくない。いや、頭は一番大事な部分だろと思うけど3万円以下でなんとかなりませんかねえ。
そこで選定条件が以下の4つになる。

  1. 2万円以下
  2. 単色の黒、装飾なし
  3. インナーバイザーあり
  4. アドレス110のメットインに入る

この条件でネットで探しまくって決めたのがこれだ。

DAYTONA DN-002CP

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CP 同梱物
DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CP

メーカーホームページ
https://www.daytona.co.jp/products/detail/46462/

かっこいいマジで。滑りが悪くクソ硬くて動かすと折れそうなレバーを下ろすとインナーバイザーが下りてくる、マジで。
色はホワイトとマットブラック(艶消し黒)の2色のみと潔い。
価格はAmazonでMサイズが17,878円だった。

価格だけなら1万円以下で買える有象無象のノーブランド中華ヘルメットがあるが流石に安全面で心配なので国内メーカーにした。デイトナは日本のバイク乗りなら知らない人はいないのは確定的に明らか。

特筆すべきは標準で曇り止め防止のピンロックシートが付属することだろう。これは冬には是非とも欲しいアイテムである。

ピンロックシート

インナーバイザーを展開した状態。

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CP インナーバイザー

レバーを上下させることでバイザーの出し入れができる。
ちなみにロールバーンのインナーバイザーはバネ式で下ろした状態からボタンを押すと自動で収納できた。この点の利便性が劣るかな。
あと超硬いよこのレバー。動きが悪く無理やり動かすと折れそうで怖い。使用を続ければすり減って少しはスムーズになるかな。

そしてアドレス110のメットインにも余裕で入る。

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CP アドレス110のメットインに余裕で入る

このヘルメットには上部と口元の2箇所にエアインテークがついており開閉式。後部のアウトレットは常時開放型。

上部エアインテーク
下部エアインテーク

実際に上下とも開放状態で走ると40㎞くらいからもう頭の上に「ゴオオオオオオオ!」というジェット戦闘機が飛んでるかのような轟音が響いてくる。これは仕方ないね。

全体的に可もなく不可もなくで不満はない。価格を考えたら十分でしょう。

サイズ選択ミス勃発

このように自分の希望にほぼ合致していたのだが、製品自体の問題ではなくサイズの問題が発生した。そして初回に大失敗した。
これまで使用していたロールバーンはLサイズで58-59だったのに対しデイトナのヘルメットのサイズはMが57-58、Lが59-60とちょうどこれまで使用したサイズが抜けていた。

実は最初に購入したのはデイトナのDN-001RSでLサイズだった。

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-001RS
DAYTONAバイク用ヘルメットDN-001RS 真横

ところが被ってみたところ顎紐をしっかり絞めても緩かった。具体的にはヘルメットの顎を持ってガクガク揺らすと顔がズルズル動く。シールドを開けるとヘルメットが上にズレる。とどめにアドレス110のメットインに余裕で入らない致命的な致命傷。

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-001RS アドレス110のメットインに入らない

リアスポイラーを外せばギリギリ入らなくもないが下の写真のようにシートが完全に閉まらず隙間ができる。うーんこの…ダサ過ぎるのは確定的に明らか。

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-001RS アドレス110のメットインに入らずシートが完全に閉まらない

調子ぶっこいてリアスポイラー付きのスポーツタイプを購入した結果がこれ。17,000円大損。
一応使えなくはないので何かの時の予備として保管しておくことにする。

で、その次に購入したのが↑でレビューしていたDN-002CPのMサイズだった。Lが緩いならMでピッタリやろなどと考える浅はかさは愚かしい。被った瞬間キツ過ぎて頭がおかしくなって死ぬ。
やっぱり自分の頭には58-59が丁度良いようだ。このままではまともに使えないのでやりたくはないが苦肉の策でメット内の発布スチロールをスポンジやすりで削ることにした。

まず、これが削る前。

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CP 内装の発泡スチロールを削る前

削った後。

DAYTONAバイク用ヘルメットDN-002CP 内装の発泡スチロールを削った後

写真じゃ全然分からんわこれ。

スポンジやすりで地道に削り、頭が痛くなく被ってもグラグラせず顔が動かなくなるところでストップ。これでようやくまともに使えるようになった。こいつでまた5年以上は頑張るぞ。

余談ですがデイトナさん。オリジナルヘルメットに固有名詞はつけないんですかね?型番だけだと覚えにくいしブランドイメージも定着しづらい。ロールバーンやゼニスといったカコイイ固有名詞があるともっと認知されるし売れると思うぞ、知らんけど。

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