第473話「俺の家を建てたハウスメーカーが倒産した（リアル話）」

株式会社リアルウッド倒産の検索で飛んでくる人もいると思うので先にまとめだけ書きます。

・破産申請日
2023年6月19日

・破産管財人
堀口泰之弁護士
埼玉第一法律事務所
埼玉県さいたま市大宮区桜木町4‐210
TEL：048‐783‐2136

・倒産手続きの種類
清算型

・定期点検とかアフターフォローとかどうなるの？
清算型のため会社は完全消滅。今後家に何か問題が起きた時は別の工務店を探して頼むしかない。

・建設中の人はどうなるの？
もう運が悪かったとしか言いようがない。契約時に完成保証に入っている人は金銭面では保証はされるであろうが保障に入っていない人は最悪金も返ってこないかも。

以下、いつもの日記のノリで文句を含めた現在の自分の心境。

私がリアルウッドを初めて訪れたのは2022年6月。当時はまだどのハウスメーカーに頼むか検討している段階で最終的に2つまで絞ってデザインと価格でリアルウッドのD-Concept secondに決めました。カッコいいマジで。画像は2022年6月時点のリアルウッド草加本店↓

同年11月くらいから建設が始まって2023年の3月に無事完成。それから7月に入って何かの調べ物でリアルウッドのホームページに用があり検索したところ公式サイトが出ない。
おかしいなと思ってたらサジェストに「倒産」とか出てくる。おいおいマジかよと思って「リアルウッド　倒産」で検索したら、ほんげぇ、本当に倒産してる・・しかも死後1ヶ月近く経ってるあるさま！

おい、やめろ馬鹿
この会社は早くも終了ですね

一応補足しておくとこの会社は1985年設立なので結構長い方だと考えられる。でもリアルウッドさん、ひとつだけ言いたいことがあるんです、

「あなたはクソだ」

呆れてしまう。40年近く続いた会社が畳む時に既存の顧客に倒産のお知らせメール1通、紙切れ1枚も送れないのか。今のとこ私のように直近に用がない人は気付いてない可能性結構あるぞこれ。
そして家になんらかの問題が発生し本当に用がある時に連絡を取ろうとして倒産していることに気付く。この絶望を少しでも考えなかったのか？倒産するにしても倒産の仕方というものがあるでしょう？立つ鳥跡を濁さずではなく晩節を汚したな。
俺が社長だったら最後に説明会を開いて「倒産しましたサーセンｗｗｗ」とかほざいてボロクソに叩かれてパッと一花咲かせるわ。

一応会社や24時間サポートの電話に連絡してみたが当然のごとく不通。当時の担当と工事監督の携帯やメールにも連絡してみたが勿論応答なし。破産管財人の法律事務所にも連絡して聞いてみて本当に潰れたんだなと実感。
確認のため草加の本店も見に行きましたが「破産しました」の貼紙もあり完全に骨になってる↓

初めて訪れてから倒産するまで約1年の長いような短いような付き合いだった。

Yahoo!ニュースに載ったぞてめえ！（元の記事は消滅）
https://news.yahoo.co.jp/articles/689018967bf218f282c995323d69c451857ab9fe

潰れるのは仕方ないとしても再生型だったらまだ施工やサポートの一部引き継ぎとかあったかもしれないけど清算型では完全消滅なのでリアルウッドで家を建てた人は梯子を吹っ飛ばされたも同然で今後のサポートは皆無になってしまった。俺のブラックベースもスタンドアローンになってしまったぞ。

ただ不幸中の幸いというか私の家は完成してるからまだマシな方で、建設中の人はそりゃもう大変と考えられる。

いやしかし毎日どこかで会社は倒産してると思うけどまさか自分の家を建てた会社が倒産するとはな。寂しくはない、ただほんの少し悲しいだけ。