生ごみを常温で放置してはいけない。繰り返す、生ごみを常温で放置してはいけない。
先月とんでもない目にあった。いや、自業自得ではあるのだが。
私は生ごみを2週間分貯めてから捨てるのですが一人暮らしなので量もそこまで多くなく、指定のごみ袋に入れると半分以上容量が余ってしまう。
勿体ないのでもっと貯めて出したいところですが保管する冷蔵庫も一人用の137Lタイプのため2週間分貯めるのが限界。
そこで私は考えた。生ごみの臭いが外部に出ない箱の中に入れてしまえば良いのでは?と・・・。そして無印良品で写真のトタンボックスを購入。
結論から言うと臭いが外部に出ないという点では成功だった。だが総合的に見ると大失敗だった。
箱の中に入れてから1週間経過後に開けてみると、ぐわっ、殺人的な臭いが発生!!!
おい、やめろ馬鹿
この計画は早くも終了ですね
もうね、これまで嗅いだことがないような凄まじい悪臭。夏場の30度超えが続く最悪の時期も重なって臭いのスーパーコンボですわ。
生ごみを常温で放置した時の臭いがここまで強烈だとは思いませんでした。だってこれまでの人生でそんなに放置したことないですし、お寿司。
しかも最悪なのは臭いが箱全体に染み込んでしまったようで生ごみ自体を出しても箱内部から同じ臭いが出続けるあるさま!これは完全に予想外で臭いってここまで伝染するもんなんですか・・?ちょとsYレならんしょこれは・・?
ひとまず1週間常温で放置した生ごみは慌てて冷凍庫に封印。冷凍庫内にも臭いが移りそうだがこのままでは俺の鼻が腐りそうなので最早そんなこと言ってる場合じゃない。実際に1日冷凍庫に入れた結果、製氷ケースなどに臭いが伝染してしまった。
で、週末はアワレにも臭いが伝染した箱ことトタンボックスの臭い除去作業に入った。まず同じく無印で購入してきた重曹とクエン酸を用意する。ネットで調べた結果どちらが良いのか優劣がつけがたいので両方買ってきた。
まず箱に水を満たした後に重曹を投入。フタや製氷ケースなど臭いが伝染した物も全部入れる。
ちなみにこのトタンボックスは液体を入れることを想定していないので水が角からぽたぽた漏れるが気にしない。この状態で野外で半日以上放置した。
その結果トタンボックス以外の臭いはほぼ消滅した。やるじゃん重曹。しかし生ごみを1週間閉じ込めていたトタンボックスの臭いは多少弱まったものの、まだ顔を近づけると吐き気を催す邪悪な臭いがする。そこで重曹を直接全体にかける。
この状態で1週間放置した。その結果・・・う~ん、臭いがするようなしないような、なんとも微妙な曖昧状態になった。再度フタを閉めてしばらく放置したところ、ぐわっ、臭い復活!
重曹がダメだったので次はクエン酸を投入。酸なのでメッキが腐食する恐れがありできればこれは使いたくなかったがもうヤケクソ気味になっているので重曹と同じでクエン酸水に浸し1日放置。
その結果・・・メッキは腐食したけど臭いが消えない(白目)もうだめだ・・・おしまいだぁ;;
万策尽きて諦め表情になったのでトタンボックスは解体して燃えないゴミの日に捨てることにした。自分の訳の分からん生ごみ保存計画のせいでこんなことに。
今回の教訓は生ごみを常温で放置してはいけない。当たり前のことですがこれもっと学校とかで子供の頃から啓発するべきだよ。実際やるとどうなるか分かってないとこうなるぞ。
ところで今回他に分かったことで臭いはプラスチックと金属はもろに伝染するようだが生ごみを直接乗せていた陶器の皿には移らなかった。つまり陶器の箱で密封すれば臭いは移らないということだろうか?
あとあれだ、1週間常温で放置した生ごみを満員の電車内で解放したら逃げ場のない車内で全員嘔吐して大パニックになるぞ。わざわざやばそうな薬品使わなくても非致死性のテロができるんじゃないかなと思いました。なんの役にも立たねえ・・・。
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