見事なサラウンドだと関心はするがどこもおかしくはない。
今月ようやくリビングのホームシアター用のサラウンドスピーカーが届いて5.1chが実現した。引っ越してからちょうど1年経ってやっとといったところか。
「か、かっこいいたる〜」「持ってる人憧れちゃうなー」
わざわざ壁の中にサラウンド(リア)用のスピーカーケーブルを通したがやっと使命を果たすことができるな。
揃えたアンプとスピーカーシステムは全てソニーで統一した。昔はIt’s a SONYて言ってたしね。中学から高校時代にかけてソニーは私にとって憧れの存在だったのだ。AppleのiPodが登場して没落したけど。
アンプはSTR-DH790。スピーカーはCSシリーズといわれるフロントSS-CS3、センターSS-CS8、サラウンド用にSS-CS5。サブウーファーSA-CS9。
発売は2014年と古いがこいつらの素晴らしい点はなんといっても値段だろう。ハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ音源)をご家庭で手軽に楽しめるというコンセプトらしくどれも2万円前後という高いコストパフォーマンスを誇る。勿論ホームシアターシステムにも使える。
余談だがCSシリーズはベーシックモデルであり上級グレードの商品になると値段が一気に39万とか77万とかになる超パワー。
サラウンドスピーカー用のスタンドはAmazonで購入した中華製っぽいやつで4999円と激安特価だがスチール製で結構しっかりしてる。耐荷重は3.6㎏でSS-CS5の4.5㎏は重量オーバーだがこの程度は気にしない。取り付けは両面テープ(!?)とネジ止め。SS-CS5の底にネジ穴はなかったのでドリルで開ける羽目になった。底板は結構厚みがあるようで内部まで貫通しなくて済んだのは幸い。
肝心の音だが概ね満足である。特にサラウンドスピーカー(リア)があることで映画やアニメの臨場感が飛躍的にアップした。具体的には車や風が通り過ぎる時に前から後ろへ遠ざかって行くように聞こえる。
低音に関してもサブウーファーの有無で大きく変わりこれがあるだけで「ドン」とか「ズーーーーーン」て音の迫力が全然違う。
ところで上の設置写真を見ると分かる人ならすぐに気付くと思うがこの配置は音にあまりよろしくない。トールボーイスピーカーは本来床に設置するので正しくやるならこうであると考えられる↓
これで左右のスピーカーの位置をもっと狭めて・・・なんでこうなるのかは説明は省くがなんで知ってて正しい配置にしないのかというと、主に部屋の広さと掃除と見た目の問題である。こっちの方がキャスターで丸ごと動かせて掃除も楽だしコンパクトだしカコイイだろうフフンッ↓
14帖というリビングの広さはキッチン、ダイニング、ホームシアターを構築するにはちょと狭かったな。
とにかくこれでホームシアターのスピーカーシステムの残りはイネーブルドスピーカーだけだ。あとDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応する上空からの音を担当するスピーカーを追加することによって5.1.2chが完成する。これが今のブラックベースで目指しているホームシアターの完成形だな。
問題はブラックベースのリビングは吹き抜けなので天井が高く、音を天井に反射させるイネーブルドスピーカーでは正しい音が実現できるのかという疑問がありまくる。
ドルビー曰く、「許容範囲2.3〜4.3m、理想範囲2.3〜3.66m」らしい。多分吹き抜けの天井の高さは5mくらいあるぞ。音が返ってこないんじゃないのかこれ。
だとするとこのスピーカーは意味がないので5.1chで完成となる。正確なところは買って試す以外に方法がないがダメだった時にスピーカー代丸々大損になるのが痛い。そしてソニーのイネーブルドスピーカーSS-CSEは希望小売価格35200円と結構よい値段する。せめて3万円以下だったらな~。
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