やっとまともな駐車場が完成した。
私のブラックベースは当初、家、カーポート、バイクガレージの3つの要素で構成されるはずだった。必要な見積もり金額2100万円。ところが銀行が「お前にはフラット35で1900万円しか貸さないからな」とか言い出して残り200万円は自腹で出す羽目になった。
これが勤続10年超えの正社員で結婚とかしてたら「5000万ポンと出してくれたぜ」となるようなので非正規の独身のおっさんの信用のなさは異常・・・でもないわな妥当だわ、まぁよく貸してくれたわブヘヘヘへ。
実際にはカーポートとバイクガレージ以外の外構費用も発生するので「俺はこの予算ではバイクガレージは無理だろうな」という結論になりガレージは諦め表情になってカーポートまでは家と同時に建設する予定だった。
と こ ろ が。ここでいざ建設が始まった後に「俺はやっぱこの建具の色やめて違う色にするだろうな」と言い出したため追加費用が70万円ほどかかってしまいカーポート費用も吹っ飛ぶことになった。
こうして2023年3月に完成したブラックベースは家と通路用土間コンクリート、砂利敷き、芝張りの外構費用で力尽きてしまいカーポートになるはずの土地は土剥き出しのなんだかよく分からない雑草が生えまくる不毛な大地と化してしまった。
そして遅れること約9カ月、カーポートの建設作業に入り今年の1月に完成した。
家のブラックと合わせた美しい仕上がり。か、かっこいいタル~、カーポート持ってる人憧れちゃうなー。
バイク乗りになって20年以上経過したがようやくまともな駐車場にバイクを停める時がきた。これまではずっと青空の砂利だったからな。雨風土や泥や虫やらがバイクカバー内に侵入してきてV-RODには過酷な環境だった。
もう典型的なボロアパートの駐車場に分不相応な高級車が停まってるって感じ。
こいつはLIXIL(リクシル)のネスカF。本体はブラック、屋根はポリカーボネートのクリアブルー。
調べに調べまくって昔から存在する屋根がカーブしているタイプではなくスタイリッシュなフラットな直線のやつで色が黒を選択でき一番安いのがこれだった。定価31万円のところ12万円!安い!
黒に拘らなければフラットタイプでもっと安いやつはあった。
本体がこれなら工事費用合わせて30万円くらいでなんとかなるんじゃないかと思って喜び表情になったがいざ見積もってもらったら工事費用は本体の3倍以上の約40万円だった。結局合計で53万円くらい。
内訳で一番高い作業は土間工事の残土処分費用だった。やっぱいらないものを大量に捨てるのが一番金かかりますね。
標準以外の工事で柱に防水コンセントと地面に地球ロック用のアンカーを埋め込んだ。これらの工事費用は安くて合わせて7000円くらい。
コンセントは元々追加する予定だったので予め野外に専用の配線を用意して土間コンクリートと柱の内部に配線を通し外側に見えない完ぺきな仕上がり(賢者)。なお、カーポート用の照明は考えていなかったので照明用の配線は用意してなかった。
工事を始めたのは12月だったので冬であり落ち葉の季節でありコンクリートが固まりにくい低い気温と施工条件は悪い。実際コンクリートを流すタイミングを探っているうちに年をまたいで1月にずれ込んだ。本来であれば1週間ほどで終わる作業らしい。
コンクリートの表面仕上げは刷毛引き仕上げ。昔は平坦な金ゴテ仕上げが一般的だったようですが後述の見た目の問題と機能性で通路も含めて全て刷毛引き仕上げにしている。
で、いざ固まってみると写真では分かりにくいというか分からないが太陽光の当たる部分とそうでない部分で仕上がりに明確な差が出てしまった。なんかまだら模様も出まくってるし。どちらかというと太陽光の当たらない部分の方が均一に仕上がっているように見える。
こういった見た目の問題が起きるので刷毛引き仕上げを選んでいる。何故なら金ゴテ仕上げは色の違いや謎のまだら模様が目立ちまくるから。刷毛引き仕上げだと引かれた大量の筋で多少緩和される。
これが春とかもっと気温が高い季節なら冬より綺麗に仕上がったんじゃないかな~などと考えていたのだが、早速V-RODをカーポートに駐車しようとしたところなんとか後ろ向き駐車ができないかカーポート内で悪戦苦闘した結果、スタンドやタイヤでコンクリートが削れたりタイヤ跡が残ったりボコボコになってもう仕上がりの美しさとかどうでもよくなった(白目)。
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