第444話「まともなビジネスシューズ」

写真:REGAL リーガル 315RBD ブラック ストレートチップ アパレル

やっとまともな革靴が来た。

Webの仕事に復帰して来月で早くも1年くらいになる。現在の職場はWeb担当も常にスーツを着用しなければいけない会社である。
そしてこれまで常にスーツという職場で働くことがほぼなかったためまともなビジネスシューズを所持しておらず、購入が急務であった。「まとも」ではないビジネスシューズなら持っていたのだが面接に行く際に数年ぶりに履いたところ100mも歩かずにソールが剥離、追撃の皺からバキバキと割れていく異常な超常現象により文字通り崩壊した(リアル話)

写真:ビジネスシューズの加水分解1枚目
写真:ビジネスシューズの加水分解2枚目

おい、やめろ馬鹿
この面接は早くも終了ですね

仕方がないのでアワレにもズタズタになったソールの剥がれたビジネスシューズを履いて「た、たすkて・・・」と、面接先の地に鎮座するABCマートに駆け込むことになった。

このクソ雑魚ビジネスシューズは古代に購入したのでもう金額覚えていませんが(私の家計簿にデーターがないので20年以上前かも)5000円くらいの安物だった気がします、勿論合皮。加水分解の知識はありましたがまさか本当にこんなボロボロになるとは思いませんでした。だって家を出る直後はピカピカだったのに歩き出した途端ズタズタになるとか予想できないよ。なんというか止まっていた時が一気に流れ出した!みたいな感じ。スタンド攻撃かと。ポリウレタンだかポンポコリンだが知らんけどやっぱりフェイクレザーはクソっスね、忌憚のない意見てやつっス。

で、このままではまずいので本革のまともなビジネスシューズを購入するのだが色々調べてリーガルの315RBDというやつにした。デザインはビジネスでも冠婚葬祭でも最適らしいストレートチップ。グッドイヤーウェルト製法でオールソール交換も可能。勿論本革。29700円と私にとってはそこそこ値段の張る商品なのでサイズ間違えたらショックで立ち直れなくなるからリーガルのリアル店舗へ試し履きに出かけた。

まずサイズは普段26を履いているのだが意外なことにリーガルのビジネスシューズに関しては24.5がベストと判明した。ネットではリーガルの靴は普通の靴より大きめに作られているよ〜というレビューを見まくっていたので予想はしていたがマジで大きい。24.5だとちょっときつめだけど良いんですかこれ?と店員にも確認したがこれで良いらしい。信じるからなクソっ。まぁ、実際に購入するのはネットの一番安そうな店なんやけどなブへへへへ。ブランド製品て値引きしてない場合が結構あるんですがリーガルはその点気にしていないようで楽天で21900円だった、ありがてえこった。

あともうひとつ意外というか衝撃な話があって、グッドイヤーウェルト製法の靴は上さえ元気ならソール交換で何度でも蘇る!だと思ってたんですが回数制限があるんですねこれ。何やら縫い直す際に同じ穴を使用するのではなく皮を切り詰めていくようなのでリーガルの靴はだいたい2回、持って3回くらいが限度らしく想像を絶する悲しみがキョウヤを襲った。お前らにキョウヤの悲しみの何が分かるってんだよ。一度買えばソール交換パワーで死ぬまで履けると思っていたのでこれは誤算だった。
同じグッドイヤーでもレッドウイングブーツでは聞いたことなかったのでなんて骨体;;もしかしてレッドウイングブーツも実は回数制限があるんじゃなかろうな?私は3足持っていますが既に2回ソール交換してるやついるぞ。

とにかく長持ちさせたいのでこのリーガルちゃんは週1回くらいのペースで履いて他と雨の日は安物の合皮でやり過ごそうと思う(賢者)
本革だし数年間寝かせることになってもオイルだけ塗ってれば崩壊なんてことにはならんでしょ・・・ならないよな・・・。

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