第442話「イオンスーツ」

アパレル

もうイオンで良いんだが?

私は近代からいる貧困で気高い誇り高きV-ROD乗りなんだが先週末にイオンで注文したスーツが届いて今週デビュー戦となった。当初スーツはミスタージュンコじゃなきゃやだー!と息巻いていたのですが貧乏には勝てずイオンになった。
このイオンスーツ(なんかSFっぽくてかっこいいタル〜)の特徴はやはりなんといっても価格の安さであろう。
青山とか青木とかコナカとかだと安くてもだいたい1着2〜3万円前後しますがこいつは9800円の超パワー。安い、安過ぎる。こんなんで儲けになるのか無駄に心配になるレベル。

安さの秘密は素材が100%ポリエステルだからだろうか。スーツの素材だとウールとかウール+ポリエステルの混紡とかがありますがこいつはウールが一切入っていない潔さ。
元々持っていたウールのスーツと比べるとポリエステル100%だと表面にテカテカとした光沢がある。恐らく見る人が見ればポリエステルだとバレバレだと思われる。肌触りもウールの方が柔らかいかな。
写真は左がイオンスーツ、右がウール98%・ポリエステル2%のミスタージュンコだが写真じゃ違いが良く分からんな。

では機能性はどうだろうか?これまで着ていたウールのスーツは手入れが面倒で洗濯も洗濯機は不可とかクリーニング出さないとダメとか色々な制約がありますが、私は細かいことは気にしない主義なのでジャケットもスラックスも全部洗濯機にぶち込んでおりました。
おかげでスラックスのセンタープレスはアワレにも完全消滅。もう本来どこに線が入っていたのかさっぱり分からん。なのでアイロンがけを行なってセンタープレス作らないとダメだし、そもそもしわくちゃなのでこの作業が20分近くかかり地味に苦痛だった。

しかしポリエステル100%ともなれば性質上、皺など発生しないはず。洗濯機にぶち込むとどうなるか楽しみだったがやってみたところ、おお!やっぱりまったく皴にならない。さらに追撃の速乾性でさらにダメージは加速した。上下とも洗濯後のアイロンがけは不要だ。センタープレスもビクともしないぞ。

「さすがにイオンは格が違った」「存在があまりに大き過ぎた」「これじゃ何も出来ない」

田舎の覇王といわれるだけのことはあるよな、イオンスーツ着てる人憧れ・・・ないわこれ。なお、イオンスーツも洗濯機使用はスラックスのみでジャケットは不可ということになっております。

まぁ私はアウトローだから全部洗濯機にぶち込むんやけどなブヘヘヘヘ。

総評としてイオンスーツは個人的に使えると判断した。外回りで動き回る人には最適でしょ。私はWebクリエイターなので内勤でまったく動かないけど。高級感が欲しい場合はウールに軍配が上がるのは確定的に明らかですが貧乏人には何着も揃えるのはいやーきついっす。
普段の着回し用にイオンスーツ2着と勝負用のウールスーツを1着揃えておくと良さそうだな。ああ、次は靴だ。

ところで私が元々持っていたスーツは2着で、どちらもほぼウール100%である。2着あるなら新たに買わなくて良いじゃんと思うかもしれないが、まったく着ていなかったためいつの間にか両方襟周りを虫に食われたのか小さい穴が開いてしまっていた。
そもそもこいつらいつ購入したのか昔過ぎて忘れており、私の家計簿に情報がないので少なくとも16年以上前になると考えられる。
着用したのは面接の時くらいしか記憶にないので自分はスーツとは縁のない職業だったのだろう。

にしてもWebの仕事でスーツ勤務とか今の会社が初なのよね。正直ここ辞めたら二度とスーツなんて常用しないのではないだろうか。

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