第448話「初日の出登山-2022年・茨城県小町山-」

写真:2022年・茨城県小町山初日の出 年末年始

いやーきついっす;;

まず結論から言うと2022年の初日の出登山と撮影は成功だった。だったのだが・・・もうやめようこんな過酷な大晦日と元旦は、引退しゅる~;;なんか去年も同じこと言ってた気がするぞ。
私は毎年大晦日と元旦は初日の出撮影のために山に登っているのだがいつ頃からこれ始めたのか自分でも良く分からん。記録に残っている写真だと2009年の雲取山からのようだ。この当時はまだ20代で百名山制覇とかなんとか息巻いて関東と中部の百名山を登っていた気がする。これまで制覇した百名山は12山かな。あと88山も残ってるじゃねえかよえーっ!
しかし寄る年波には勝てず体力の限界千代の富士状態でついでにコロナ無双もあって昨今はまともに登っていないというあるさま!そんなもんだから初日の出登山も体力的にきつくてここ数年は標高が1000m以下の低山に絞って攻略していた。そして今回ターゲットにしたのは茨城県の小町山、標高361m。

写真:アドレス110と小町山

この標高はこの高さなら道中トラブルが起きても自力で下山できるだろうという根拠はない謎の自信からくる個人的な数値である。

実際問題になるのはとにかく寒い!ファッ○○コールド!!(訳:クソ寒い)

真冬も良いとこなので当然気温は場合によっては氷点下になる。今回のテント内での最低気温は-2度だった。

写真:夜間のテント
写真:テント内食事

これは山の麓だったのでこの数値で済んでいるが昔のように頂上にテント張って初日の出待機してたことを考えると若い時の私は滅茶苦茶タフだったんだなと関心が鬼なる
だが今はその10年後だ。もう無理ぃ~耐えられなぃ~;;やっぱり山登るならもっと温かい時期が良いですよ、いや本当マジマジマジで。
だいたい大晦日の夜なんてほとんどの人や家族は自宅でぬくぬくしながら年越し控えてなんかおせちとか豪華な料理食べて紅白とか見てるわけでしょ?なんで私はこんな寒い中テントで非常食みたいの食べねばいかんのだ。今回はフリーズドライの豚汁となめこ味噌汁を試してみだがいつものコーンポタージュスープと比べてこっちの方が食べ応えがありますね、はい。

で、食事が済んだらやることないのでさっさと寝るのですが毎年寒さでガチガチ震えながらビックリするほど時間が経たないので今回は22:00くらいまでウマ娘で時間を稼ぐことにした。そう、私は近代からいる好機で気高い誇り高きウマ娘トレーナー、そのために予備のバッテリーを2個持って来たぜ(賢者)

写真:登山用持ち物準備

と こ ろ が

20時頃いざプレーし始めると寒さとテント内の狭さによる体勢の不自由さですぐにプレーが苦痛になってきた。仰向けになってもうつぶせになっても横になってもすぐ体が痛くなるぞ。それでも頑張って22:00くらいまで粘ったのでだいぶ時間は稼げたと思う。
しかし、今回のテント泊ではなんと枕(空気を入れて膨らませるタイプ)を忘れるという致命的な致命傷を犯してしまいただでさえ寒くて厳しい睡眠条件に追い打ちをかけてしまった。

ところでさっきから寒い寒いとほざいてますがこれでもかなり着込んでいるのだ。登山はレイヤードが基本なのでベース、ミドル、アウターと着る服は3つに分けられる。
私はベースにアンダーアーマーコールドギア、モンベルジオラインEXP、ミドルにモンベルU.L.サーマラップジャケット上下、アウターにワークマンイージス上下、顔にモンベルスーパーメリノウールバラクラバ、足にモンベルメリノウールEXPソックスとエクセロフトフットウォーマー、とどめにzippoハンディウォーマーをお腹に添える。この状態でさらにシェラフのモンベルU.L.スーパーストレッチダウンハガー#2(0度まで快適)にくるまって寝るわけですがクッソ寒い。モンベルもっと頑張って;;
昔はこれよりはるかに薄着で2000m級の山の頂上でテント張って寝てた分けですからいかに体力が衰えているかが良く分かる。

今回もそんなこんなで寒さでヒーヒー言いながら日の出を待って5:30頃に起きて(正確にはその数時間前から起きてる、寒くて寝られん)朝食を済ませた後ヘッドランプ点けて出発。標高は低いので1時間くらいで7:00頃にあっさり登頂。このオークリーストレートジャケットが唸るぜ、顔面超寒い。

写真:2022年・茨城県小町山山頂

バンダナやめてバラクラバで目以外をすべて覆うテロリストモードにすれば多少はマシなんだろうが私の美学に反するのでやらん。でもってちょうど日の出時間で初日の出も撮影できたが・・・

写真:2022年・茨城県小町山初日の出撮影

うーんこの、標高が低いと森林限界も超えないから当然こうなる場合が多い。木が邪魔で展望は望めないっス。ついでに地元の人達と思われる人々もそこそこ登ってきており標高が低いと人も多いですね。撮るもの撮ったらもう来ねえよとばかりに速攻で下山、帰った帰った。

最後に登山から帰ってきて非常に億劫なのが写真の使用した用品の手入れもろもろ。

写真:登山用品洗濯

面倒だからといってやらなかったらダメだしテントもシェラフも全部洗って干すわけですが中まで完全に乾くのに数日かかるは部屋はそれまでちらかるはで2日くらいじゃ手入れまで入れると登山とか厳しいですね。もういいおっさんだしテント泊なんぞやめてケチらずに今度から豪華に宿泊施設でも使用することを検討すべきか。

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